Penlytics入門|第7回 バージョン履歴で過去の本文に戻す

バージョン履歴― 書いたものは消えない
📣 公開前のお知らせ
この記事でご紹介している Penlytics は、2026年6月19日(金)19:00 に正式公開予定です。それまでは実際のご利用はできませんが、いま Penlytics のサイト でメールアドレスをご登録いただくと、公開と同時にお知らせのメールが届きます。
「使ってみたい」と思える機能があれば、ぜひ登録して公開をお待ちください。
はじめに
文章を書いていると、「さっきの書き方のほうがよかったかも」と思うことがあります。AIに本文を生成し直してもらったあとで、前のほうが気に入っていた、ということもあるでしょう。
Penlytics(ペンリティクス)には、本文の移り変わりを記録しておく バージョン履歴 という機能があります。AIが本文を作るたびに、そのときの内容が版として残っていくので、あとからさかのぼって過去の本文に戻せます。さらに、今の本文と過去の版がどこが違うのかを並べて見比べたり、それぞれの版に自分用のメモを残したりもできます。
「直したら前のものが消えてしまうのでは」という心配はいりません。この記事では、履歴の開き方、版の見分け方、過去の版への戻し方、見比べ方までを、ていねいに説明します。

履歴を開く
本文の上に並んだボタンの中から 履歴 を押すと、画面の右側に 本文 の 履歴 という一覧が開きます。見出しの横の数字は、いまある版の数です。
まだ版がひとつもないときは まだバージョンがありません。生成するとここに履歴が残ります。 と表示されます。AIに本文を作ってもらうと、ここに版がたまっていきます。
版の見分け方
履歴の一覧には、新しいものから順に版が並びます。それぞれの版には、いくつかの印が付いていて、どんな版なのかがひと目で分かるようになっています。
現在:いま本文として使われている版です。ここに付きます。
未保存で離脱:本文を保存しないまま別の画面に移ったときに、自動で残された版です。「うっかり画面を離れてしまった」ときの控えとして役立ちます。
さらに、それぞれの版には、どうやって作られたかを表す印も付きます。生成(AIが作った版)、採用(生成された内容を取り入れた版)、編集(自分で手を入れた版)といった具合です。これらの印を見れば、その版がどんな経緯のものかが分かります。
過去の版に戻す―復元
過去の版に戻したいときは、その版の行にある 復元 を押します。すると この版を復元しますか? という確認が出るので、よければそのまま進めます。
復元すると、その版が今の本文になります。このとき、いまの本文も履歴にちゃんと残されるので、「戻したけれど、やっぱり元に戻したい」というときも安心です。なお、いま使われている 現在 の版には、すでに今の本文なので 復元 ボタンは出ません。
今の本文と見比べる―差分
過去の版と今の本文が、具体的にどこが違うのかを確かめたいときは、その版の行にある Diff を押します。すると、ふたつの本文を並べて、違いが色分けで表示されます。
消えた部分は赤、増えた部分は緑で示されるので、どこをどう直したのかが目で見て分かります。「ここの一文を書き直したんだな」「この段落を足したんだな」といった変化が、ひと目でつかめます。もういちど Diff を押すと、この見比べ表示は閉じます。
版にメモを残す
それぞれの版には、自分用のメモを付けられます。版の行にある メモ を押すと、その版がどんなものだったかを書き留めておけます。「この版は会話を増やしたもの」「この版は説明を削ったもの」というように覚え書きを残しておくと、あとでどの版に戻せばいいか迷いません。
いらない版を片づける
たくさん版がたまってきて、もう使わないものを整理したいときは、その版の行にある 削除 を押します。すると この版を削除しますか?(論理削除、履歴には残ります) という確認が出ます。
ここでの削除は、完全に消してしまうものではなく、表示を控えめにして整理するためのものです。いま使われている 現在 の版は、削除できないようになっています。
使い方の流れ
本文を書いたり、AIに生成してもらったりしたら、本文の上の 履歴 を押すと、これまでの版の一覧が右側に出ます。版に付いた 現在 や 生成・採用・編集 の印を見れば、どんな版かが分かります。
前の書き方に戻したくなったら 復元 を押し、この版を復元しますか? で進めます。今の本文とどこが違うか確かめたいときは Diff で見比べます。覚え書きを残したいときは メモ、整理したいときは 削除 を使います。
まとめ
Penlytics の バージョン履歴 は、本文の移り変わりを記録して、いつでも過去の版に戻せるようにする安心のしくみです。履歴 を押せば版の一覧が開き、現在 の版や、生成・採用・編集といった経緯が印で分かります。
過去の版へは 復元 で戻せ、戻すときも今の本文は履歴に残ります。Diff で今の本文との違いを色分けで見比べられ、メモ で覚え書きを残し、いらない版は 削除 で整理できます。書いたものが消えてしまう心配なく、思い切って書き直していけます。
次回は、できあがった作品を手元に保存したり、ほかの場所に持ち出したりするための「エクスポート」について紹介します。